


ダイエットやボディメイクなど様々な理由からパーソナルトレーニングを検討される方が、迷われるのはメリットだけではなくデメリットもあると思われているからではないでしょうか。
パーソナルトレーニングには、「トレーナーから直接指導を受けられる」「自分に最適な指導を受けられる」など様々なメリットがある分、「パーソナルトレーナーとの相性が合わないかもしれない」「一般的なジムと比べると高額」などのデメリットが存在するのも確かです。
今回は、パーソナルトレーニングを受けるデメリットとその解決策をご紹介します。
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パーソナルトレーニングのデメリット
トレーナーからの直接指導や、短期間でも確実に効果が出やすいなど様々なメリットがありますが、デメリットがあるのも事実です。まずは、パーソナルトレーニングにおけるデメリットを紹介します。
- トレーニングジムよりも費用が高額になる
- トレーニングがきつい
- リバウンドの恐れがある
- トレーナーとの相性が重要になる
デメリット1.トレーニングジムよりも費用が高額になる
パーソナルトレーニングの料金は、トレーニングジムなどに比べ高額な傾向にあります。
ジムやトレーナーによって異なるため一概には言えませんが、例えば都内であれば、1回のレッスン60分で8千円から1万円前後がおおよその相場です。
したがって、週に1回60分のパーソナルトレーニングを受けた場合、1か月あたりの出費は3万2千~4万円ほどになります。
トレーニングジムであれば、月々1~2万円で利用できることが多いため、それに比べるとパーソナルトレーニングの方は費用がかかることとなります。
大体2か月以上は通うこととなるため、少なくても10~20万円ほどは予算が必要となるでしょう。
デメリット2.トレーニングがきつい
運動不足の方はもちろん、ある程度トレーニングを行っている方でもパーソナルトレーニングはきついと感じるかもしれません。
トレーニングはフォームが重要で、正しいフォームで行ってこそ筋肉に十分な負荷をかけることができます。正しいフォームで行ってこそ効果的に鍛えられるということなのですが、これは裏を返せばそれだけきついトレーニングだということです。
自分一人では追い込めないような、限界ギリギリまでトレーニングができるため効果的なのですが、最初はついていくのが精一杯になるかもしれません。
デメリット3.リバウンドの恐れがある
せっかくパーソナルトレーニングに通っても、目的が達成された瞬間に元通りの生活に戻っては意味がありません。
適度なトレーニングや指導された食生活をその後も続けていかなければ、体形を維持していくのは難しいでしょう。
例えば、ダイエット目的で利用した方であれば、「カロリー過多な食事」「ほとんど運動しない」という生活に戻ってしまえば、リバウンドしてしまう可能性は高いと言えます。
パーソナルトレーニングに通いさえすれば大丈夫というわけではありません。目標達成後も、体形を維持する努力が必要になります。
デメリット4.トレーナーとの相性が重要になる
パーソナルトレーニングはマンツーマンでの指導のため、トレーナーと相性が大変重要です。
トレーナーと性格や考え方の不一致があれば、トレーニングに通うことを苦痛に感じたり、トレーナーの提案内容が信じられなかったりすることで、思ったように成果を得られない可能性があります。
モチベーションの維持も、プラン通りに努力できるかどうかも、トレーナーとの相性次第で大きく左右されると言っても過言ではありません。
デメリットによる影響を最小限にするための対策法
このようなデメリットのあるパーソナルトレーニング。しかし、このデメリットをやわらげることも可能で、以下にその対策をご紹介します。
- 短期間で集中的に取り組む
- モチベーションを高く保つ
- 通うのではなく学びに行く
- 体験トレーニングで相性を確認する
対策1.短期間で集中的に取り組む
集中して取り組み、短期間で確実に結果を出せば、一般的なトレーニングジムよりパーソナルトレーニングの方が結果的に安く済む可能性があります。
自己流でトレーニングに励む場合、効果が出るまで自分に合った重量や回数設定などのトレーニングメニューを試行錯誤しながら続けていかなくてはなりません。
これはある程度慣れた方でなくては難しく、短期間で思ったような結果を出すのは難しいでしょう。食事制限なども同様です。栄養について正しい知識がなければ、結果が出ないどころか体調を崩すことさえあります。
その点、パーソナルトレーニングであれば、あなたに合ったベストな方法を提案してもらえるため、最短で結果につながることが期待できます。
また、自己流では「今日は疲れたし明日頑張ろう」と先延ばしにすることや、ジムの会費だけを払う幽霊会員になることもありますが、パーソナルトレーニングでは、トレーナーというパートナーがいるためサボりづらい強制力があります。
トレーニングの成果が早く出やすく、サボりにくいということを考えると、パーソナルトレーニングを短期間で集中的に取り組んだ方が安く済む可能性は高いでしょう。
対策2.モチベーションを高く保つ
パーソナルトレーニングに限らず、トレーニングはきついものです。理想とする姿を明確にして、モチベーションを高く保つことで乗り越えましょう。
パーソナルトレーニングがきついのは、的確に筋肉へ負荷がかかっているからです。「きつい分、着実に理想へ近づいている」と考えることが大切です。
この理想の姿は、例えば「5kg痩せる」という目標ではなく、「5kg痩せて昔の服を着たい」「5kg痩せてウエディングドレスを着こなす姿を両親に見せたい」といったように、できるだけ具体的にイメージするとモチベーションを保ちやすくなります。
ダイエットに限らないことかもしれませんが、数字的な目標だけではなく、「なにをしたいか」「誰に見せたいか」など、結果を出したあとのストーリーをイメージしましょう。
対策3.通うのではなく学びに行く
パーソナルトレーニングはただ通っているだけでは、一時的な効果しか得られません。その後の生活にも活かせるように、学ぼうという姿勢が大変重要です。
そのため、「なぜこのトレーニングを行うべきなのか?」「どういう効果があるのか」「今までの食事にどんな問題があったのか」など、指導内容の意味や効果を細かく説明してくれるトレーナーを選びましょう。
言われたままに行うのではなく、なぜ必要なのかを理解したうえで行えば、自然と知識が蓄えられていくはず。そうしたトレーナー直伝の知識は、ずっと役立つ財産とも呼べるもので、リバウンドなどの可能性もグッと抑えられます。
また、トレーナーによっては、専用のアプリやSNSでこまめに連絡を取り合いながら指導してくれる場合もあります。
こういった指導方法の場合、疑問点や改善点が瞬時に解決でき、即実行できるため、習慣化しやすいでしょう。コミュニケーションを密にとれるトレーナーを選ぶのも1つの手です。
対策4.体験トレーニングで相性を確認する
トレーナーとの相性ばかりは、実際に会ってみなければわかりません。そこでおすすめなのが「体験トレーニング」です。
実際にトレーニングを受けてみて、トレーナーの人となりや雰囲気から、自分に合うかどうかを確認してみましょう。
性格的な部分はもちろんですが、指導内容や方針も重要な要素です。例えば、優しく励ましてくれる方が頑張れるのか、厳しく指導される方が頑張れるのかは人によって違うでしょう。
他にも、トレーニングマシンの使用の有無や食事制限の有無など、そのトレーナーがどういったプランを提案してくれるのかも確認しておきましょう。
できればあらかじめチェックリストなどを作っておき、「このトレーナーとなら頑張れる」「信じられる」と感じるトレーナーを見つけてみてください。
パーソナルトレーニングのデメリットを考慮してもおすすめできる人の特徴
デメリットもあるパーソナルトレーニングですが、どのような方に向いているのでしょうか。デメリットを考慮したうえでもおすすめできる方の特徴を以下にまとめました。
- 自分だけでは長続きしない人
- これまでの生活を変えたいと思っている人
特徴1.自分だけでは長続きしない人
痩せたい、筋肉をつけたいなどと思っても、先延ばしにしたり、妥協したりしてなかなか長続きしない方も多いでしょう。
結局長続きせず、何度も挫折してきた方にこそ、パーソナルトレーニングは向いています。
パーソナルトレーニングはトレーナーに励まされながら一緒に頑張れるため続きやすく、トレーナーがトレーニング内容や食事内容を管理するため、先延ばしにしたりサボったりして終わることがありません。
今までダイエットや肉体改造が続いたためしがないという人こそ、パーソナルトレーニングはおすすめです。
特徴2.これまでの生活を変えたいと思っている人
パーソナルトレーニングをきっかけに、これまでの生活習慣や食生活を変えたいと思っている人にもおすすめです。
トレーナーから得た知識を活かさなければ、せっかく鍛えた体もいずれは衰えてしまうでしょう。
そのため、パーソナルトレーニングで結果を出すことを目的とする人よりも、パーソナルトレーニングをきっかけに今後の生活を見直したいと考えている人の方がパーソナルトレーニングを十二分に活用できると言えます。
理想の体形を手に入れるだけではなく、これまでの生活を変えて保ち続ける方法も知りたいと思われる方に、パーソナルトレーニングはおすすめです。
まとめ
パーソナルトレーニングにはメリットだけではなく、デメリットもあります。しかし、それをやわらげる方法もあります。
パーソナルトレーニングを利用しようか迷われている方は、デメリットをよく理解したうえで、自分に適しているかどうかを考えてみてください。
ひと口にパーソナルトレーニングと言っても、実際にはその内容はトレーナーごとに大きく違うため、一概に合う合わないと言えるものではありません。
パーソナルトレーニングが合うかどうかを知るためにも、トレーナーとの相性を量るためにも、まずは体験トレーニングを受けることをおすすめします。
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